キーボードは、HHKBがいい
Macの周辺機器といえば、モニター、プリンター、スキャナー、HDD・・・、 いろいろあるが、Macと同じくらい使って、いつも一緒にいるのがキーボードとマウス。
それだけに、ちょっとした使い心地で、ココはいいけど、アソコが気になる・・・、 結構一人ひとりこだわりを持っているのがキーボードとマウスだと思う。
Macの純正のワイヤレスキーボードとマジックマウスは、どちらもスタイリッシュでカッコイイ。 単品でも思わず、ポチッとしたくなる。さすがAppleというデザインだ。
私も古くは、LC575から始まりPowerBookまで、基本的に純正品を使い続けてきた。 ボンダイブルーのiMacのキーボードは可愛くて、軽い感じだけど使いやすかった。 PowerBookのキーボードは、現在の黒いキーボードのひとつ前の世代で、ボディーと一体となったアルミ質のキーボード。タイピングしている感覚をしっかり持ちながら、軽くてとてもスムーズな入力ができた。
その後Mac Pro(2008)に変わり、現在のテンキー付USBキーボードタイプを使ってみたが、どうもタイピングしている感覚が弱く、打ち間違いが多い。手の置き所に困ってしまうような感覚。決定的なのは使っているとヨゴレがとても目立ってくる。そこで、PowerBookのキーボードのようなタイピングができるモノを探したのがKensington SlimType Keybord。iTunesなどのファンクションキーも付いていて、これも使い心地がよかった。
この体験があって、ワイヤレスのキーボードは魅力的だけど、なかなかポチッとできないでいる。
その後出会ったのが、Happy Hacking Keyboard Professional JP。ハッピーハッキングだなんて、名前も可愛い。調べてみるとエンジニア御用達らしく、価格も2万円以上。基本的にキーボードと一緒に過ごす時間が長いだけに、ここは愛着の湧く、使い心地のいいものを選びたいと思い、いろいろ調べてみた。
まず価格が高いのは、なめらかな高速タイピングを実現するために、静電容量無接点方式を採用ししていること。よく耳にするメンブレンタイプのものよりも、ワンランク上の仕様で東プレのRealforceやHHKBが採用しているらしい。
デザインは、横幅が294mmでコンパクト、とても愛らしい。たぶんAppleのワイヤレスと同じくらいの大きさだと思う。奥へ向かって背が高くなる仕様にデザインされいて、キー面に気持ちアールが付いている。同じ静電容量無接点方式で評判が高い東プレは、いかにも格好なんか関係ない、昔ながらのキーボードという感じで、WinとMacのように対極にあるようなイメージのキーボードだ。
Professinal2とProfessinal JPと上位機種が2タイプあり、JPは日本語配列バージョンになる。キー寿命は、なんと3000万回。カラーは白と黒。私は白を購入したが、次は黒が欲しいなと狙っている。Professinal2には、なんと無刻印モデルまである。
ただキーボードだけは、ネットのカタログや評判だけではなかなか購入できない。そう思って池袋のビックカメラへ行き、タイピングを確かめ、購入を決めた。
使い始めてまもなく2年になるが、強くたたいても、やさしくたたいても、しっかりとタイピングしてくれる。毎日コツコツコツ、コトコトコトと、ほんとに心地いい音をたたき出している。設定や使い方にちょっとコツがいると思うが、とっても小さくて頼もしい、お気に入りのキーボード。ほんとはこれが、ワイヤレスになったらな〜と思っている。お願いします、PFUさん。
Macもそうだが、毎日使うものは心地いいモノの方がいい。